遠浅の死海。

文字の海に溺れて死にたい。幸福の国。

すべて春の所為だから。

僕はおばあちゃん子です。おばあちゃんと(父と母と弟と)一緒に暮らしています。だから核家族ではありません。ということは今回のテーマとは一切関係のない報告です。

 

今日、おばあちゃんがフキノトウを買ってきました。それを天麩羅にして食べました。僕は昨日買ってきた日本酒(純米吟醸 近江米のしずく)と共にいただきながら「ついに今日から僕の春が始まったんだなぁ」と感想を述べ、少しばかり赤らんだ顔で[福島の汚染された森のNHK特番(録画)]を眺めてほーっと息を吐きました。おばあちゃんがスーパーで買ってきてくれたフキノトウは18個入りでしたが、実は家の裏に”2つ”だけフキノトウが生息していて、僕がそれを収穫したので合計で20個ものフキノトウが食卓に並びました。キリのいい数字はそれだけで精神安定剤になりえます。僕は苦党なのですが、今のところフキノトウの苦味が《ほどよい苦味ランキング》第1位です。たとえ多少の毒が混じっていたとしても、あの美味しさなら僕は命を縮めることも厭わない。というのは些か言い過ぎかとも思いますが、言い過ぎではないようにも思います。とにかく、美味しいということは絶対正義なのです。きっとみなさんも異論はないでしょう?

 

あ、それから。苦味で思い出したのですが、フキノトウを食べていた時に ふと こういうことを思いました。

 

「「釣りたての鮎の塩焼きが食べたい」」

 

僕ら家族がまだ幼かった頃、結構いろいろな場所に遠出をしていました。メンタルを負傷してから記憶に障害が出て、20歳以前のことが殆ど思い出せなくなっていましたが、仕事を辞めておちついた生活をしていると何故か徐々に(断片的に)思い出すことが多くなりました。(それが正確な記憶かどうかはわかりませんが)その中の一つが、どこかの山奥の清流で鮎を釣ってその場で塩焼きにして食べたというものです。あれはとてつもなく美味しかった。内臓も美味しかった。フキノトウの苦味の次に好きな苦味かもしれません、塩焼き鮎の内臓。(ほどよい苦味ランキング第2位)これはあくまで推測ですが、記憶というのは普段はロック付きの引き出しに入っていて、味や匂いによってのみ!その鍵は開くのかもしれません。なんかの本にもそんなこと書いてあったような気もします。でも、まぁ、あれですね。記憶なんて、テストの時以外はあまり思い出すもんじゃあないですね。特に春とか。必要以上にメンタルがセンチになって、人類が滅亡する為のシナリオとかうっかり思いついちゃいそうになりますから。いかんいかん。これは誠に遺憾です。

 

遺憾です。

 

遺憾ついでにこんな話はいかがでしょうか。

 

ブログを終わるにはまだ何か物足りない感じがするので、最近観た夢の話でも書こうかな!と思いましたが、あまりにツマラナイ内容なので僕の中の編集者に割愛されてしまいました。確かに、僕が雰囲気のいい旅館に宿泊していて、そこの女将さんが竹内結子さんで、なぜか竹内結子さんが僕に好意を持ってくれて、一緒に家に帰る。という自己都合しかない安い夢の話なんて誰も聞きたくないだろうし、文字にするとビックリするくらいしょーもない。しかも、その夢の続きを観たくて翌日、竹内結子さんがゲストの回のナイナイサイズを寝る前にこっそり見たことなんて、絶対に誰にも知られたくないことですし、僕のイメージ的にまず事務所がOKしないと思います。。っていう話を、今まさに思いついたんですけど、これは駄目だ。書いて読み返してみて、なんかいろいろと、駄目だ、これは。でも駄目だけど、消すのも勿体ないと思うくらい自分に甘く貧乏性なのでこのまま載せますね。今日は、そういう気分なので。すみません。

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いつにも増して支離滅裂なブログ。

 

春だから。すべて春の所為だから。(あと花粉)

 

フキノトウの神経毒が徐々にまわってきたので、ここいらで終わります。

 

ご精読、ありがとうございました。