「クラゲ」
有人駅の改札と
挨拶
みたいなタッチを交わして 宇宙人
が右往左往しているコロニー内に降り立った。
何処に向かう
かは
思考を先回りした指先が誘う。
広 大な外 界に触れた
久しぶりの身体
は 空 中 分 解 しそうな要塞のスキマを縫うように
泳いだ。
排気ガスが髪の
毛を紫色に染める。
珈琲の洒落た香りがした気がしたけどーーー通りすがりーーー
の香水だと気がついて{不思議}なこともあるもんだ。
歩道橋の上。↑
簡易的な支配者に生まれ変わった
私。
今は未だ死んだ
友達の星は見えないけど道に迷ったりなんかはしないわ「私。」
プライドが隅々まで行き渡
っっっ
た完璧な時代の末端を撮る。
そういうことは不意打ち!が一番だ。
こめかみにテレパシーを受信した
から少しだけ
魔法を使ってもいいと決めた。
未知を知る為なら鳩だって
水中へ → → → 潜るから。
ポケットから人見知りを放り出しながら
進むしか方法を知らないんだ。
あの人も その人も。
見た事のある景色
なんてきっと全部が全部
嘘っぱち。
それでいて
真実を語ったりするもんだから
誰も
アナタ!
になんか
投票しないわ。
ガラス越しの無垢に〜水晶〜を描いて占う日。
今日のラッキーアイテムはクラゲの尻尾。
意思
というものについて考えたことが一度も無いなんて
馬鹿げてる。
だから
波は
地球を
(削りに削って削って削って)× 永遠
= 青い絵具で塗りつぶすんだ。
子供のラクガキみたいに。
知らないから赦されるって誰が
いつ言ったというの。
行ったり来たりを繰り返す
うちに人間らしく
汚れていく。
美しいのは青だけだから。
気が乗らない拍手を打って鳴らない
音楽を楽器と呼んだ。
手に入った気分になって 毒
だと知らずに飲み込むわ。
電子的な胞子が舞う。
踊りとは 違う。
操られたランダムムムム性に胸が躍る。
ベビーパウダーを思い切り肺に入れたら如何な気分になるかしら。
ゆら ゆら。
ゆ らゆ ら。
ふら りん こ。
箱詰めされたら こんな私も。
ゆらゆ らゆ らり。
ふ らり んこっ*