遠浅の死海。

文字の海に溺れて死にたい。幸福の国。

宇宙よりも遠い場所

アニメの話。 夏の名作を「あの花」とするならば、冬の名作は間違いなく「よりもい」だ。 放送されていたのは今年の1月から3月。 リアルタイムでは観れていなかったので、半年遅れでの鑑賞。 ━━結論から言うと、めっちゃ泣いた。胸が震えた。 アニメ作品でこ…

血の通ったアスファルト

想像していた丁度2倍かわいくて、 想像していた丁度3倍カッコ良かった。 はい。 結論から先走ってしまいましたけど、要するに、ついに行ってきましたよ。 FINLANDS『BI TOUR ONEMANLIVE』 in OSAKA。 いやー、最高だった。 出来ることなら毎週行きたいくらい…

青春に殴られてこい。

これは結論から言うと、 否、むしろ結論だけで良いかもしれないが。 「劇場版フリクリ オルタナ」 最高に青春だから、黙って映画館で殴られてこい。 以上。 以下、補足。 物語は地球星にて、群像劇の舞台は日本国。 主人公はカナブン、ペッツ、モッさん、ヒ…

何か大きな決断をするとき

何か大きな決断をするとき 今、君が身をおいている場所から、どこか目指したい場所へ(例えばオーディエンス側からプレイヤー達が闘うフィールドへ)最初の一歩を踏み出す瞬間─── 最後の最後で足踏みするか、一線を踏み越えられるかどうかを決めるのは、今ま…

自分の未来と真正面から向き合う方法

今日、母からラインが来た。 地元の図書館司書の求人(正社員)の募集が出てるから受けてみたら?という内容だった。 というのも、僕は一昨年の今頃、司書になりたくて3ヶ月間だけ猛勉強して、一気に資格を取得している。実際、今でも“本”というものに対し…

ガラスの卵

自意識は「ガラスの卵」だ。 僕ら、誰もがその中で生きている。 ガラスの厚さや強度は人それぞれで違うけど、下記2点の特性はすべての卵に共通している。 ・他人からは中身が丸視え ・内側からは外が視えない つまりマジックミラー的なもの。 上下左右、360…

TLFJ.

変わらないために、変わり続けるために。 好きなバンドのLIVEって、どうしていつも最高なんですかね。 ✳︎ あの日。はじめて彼らの音楽を身体で聴いた日。どうしようもない感動に襲われたことを思い出した。 誰が最初に言ったのか。 『tacicaの曲は、どれも褪…

敗北の美学(男って馬鹿なんだから)

(前置き) 敗北には、その”人となり”がよく現れる。 * 最近たまたま見たテレビで、あるタレントさんがギャンブルについてこう話してて。 「いや、もちろん勝ちたいとは思ってますよ。勝ったらヨッシャー!ってなりますし。でも、こころのどっかで”打ちのめ…

宇宙に浮かぶ天秤に乗って。

● 今日、面接に行ってきた。でも、その場で辞退した。 ● 僕は来年、《世界文庫アカデミー》という不思議な学校に通うことが決まっている。一年間、毎週”土曜日”に授業がある。 sekaibunko.com ほとんど直感だけで入学を決めたけど、実際、今すごく迷いがある…

--- この世界の片隅に ---

観てきました。 前評判がすごくすごく良い作品だったので、 期待値を上げに上げて映画館へ足を運びました。 で、「なるほど」と。 納得し、感動しました。 * つよくもたくましくもない女性が、 強く逞しく生きていく話。 異常が日常に、 知らず知らず変化し…

y o u r n a m e .

記憶。当たり前のように、僕らを意味するもの。 忘れたくないことは、きっと大したことないことで。 忘れてしまうものほど、きっと、忘れちゃダメなものなんだろう。いくつになっても、やっぱり「奇跡は綺麗なんだ」と思っていたい。 何度か泣きそうになる自…

未開の美しさは、そう簡単には馴染まない。

今日から7月が始まりましたね。 というわけで。 文月悠光さんの詩集【屋根よりも深々と】を読んだ。読んだのだけど。 ◯◯◯つくづく詩集って不思議な存在だと思う。小説のような、漫画のような、写真集のような、日記のような。様々な方の詩集を読む度、毎度、…

冷やし中華はじまりました。

僕は暑さに弱い。 それはもう、徹底的に弱い。 ゆえに夏が、夏がダメで。 夏がやって来るたび、僕はもう。 ××× 「今年の夏は暑くなりそうです」とかいう、わりと毎年聞いている気もする絶望宣告を今年もお天気おねえさんから聞いて(うわぁ)ってなるこの季…

事実には感情が付き纏う。

人間には感情があって、動物にも植物にも、微生物にも感情はある。(無根拠な予想) 人間同士が関わり合うことで起きる凡ゆる問題は、どれもこれも”感情”が原因になっている思うんです。思うんですって、こうして改めて言うことでもないですけど。 今回ブロ…

品格ある灰色。

僕の直感は、そう評した。 カニエ・ナハさんの詩集、【用意された食卓】を 読んでの感想です。 あてもなく乗り込んだ、土曜日の普通電車内で読みました。 ・・・。 詩との、関わり方は難しい。油断すると、すぐ眠くなる。かといって、眼力込めて読むものでも…

I AM A HERO.(R15+)

映画、アイアムアヒーローを観てきました。 何が歯痒いって、今のこの興奮を伝えられるだけの文章力が僕にないことですよ。 (以下、感想) いや、 なんていうか、 もう、 ほんと、 これ、 すごいよ、 ね、 うん、 ていうか、 うわー、 なんだろ、 ああああ…

君は自分の心臓の一部になってしまう音楽と出逢ったことがあるか?

僕はある。タワーレコード難波店5F、イベントスペースにて。振り絞るように歌われた歌を、噛み締めるように全身で聴いた。バンド名は、tacica。01.サイロ02.夜明け前03.発熱04.Butterfly Lock05.DAN約30分間のミニライブ。それでも瞬きが見えるくらいの近距…

君は優しいから病人になりたがる。

優しい人。 優しいねって、結構かんたんに云われる。 僕は、ぜんぜん優しくなんかないのに。 それなのに、何故だか僕は。 生まれた時から、優しい人だ。 みんなの目が節穴なのか。 僕の目がガラクタなのか。 どっちなのかは分からないけど。 どっちなのかを…

相乗効果と相性は未知数(三章編成)

《第一章》 4月末日。 5年以上振りに徹夜をした日。 僕は生まれて初めて【合コン】という儀式に参加してきた。きっかけは僕が広告代理店で働いていた頃のクライアント(TMさん27歳)が誘ってくれたからだ。正直、TMさんとはプライベートでは会ったこともない…

表現者の苦悩の果てとは。

表現者の苦悩の果てとは。 僕(斗掻ウカ)は、TwitterとTumblrとnoteでのみ「詩人です」と名乗っている。その理由は、やはりまだ「怖い」からだ。音楽や絵などに比べて、詩はクリエイティブの世界でまだまだ市民権を得ていないと感じる。しかも、名乗った時…

【10代に共感する奴はみんな嘘つき】

文學界4月号に掲載されている最果タヒさんの短編小説。 とりとめのない感情を原液のまま体内に流し込まれるような感動を得た。 最果タヒさんの小説は感情の密度が高く、先月読んだ「渦森今日子は宇宙に期待しない。」と同様、鮮明なカオスを纏っている。 主…

一生を越えても聴き続けたい。

だから墓場まで持っていきたい。 誰にも云えない秘密じゃなくて。 tacicaの音楽。 僕が「言葉の持つ可能性」に、生まれて初めて”感動”したバンド。 彼らの音楽を聴いた時、文字通り”感情”が”躍動”した。 表も裏も、光も闇も、本当も嘘も。 それら全てが在る…

学生ノリ。

学生ノリ。 今から数年前。 僕が大学生だった頃。 地元の友達(7〜8人)で【ツキメン】という名の友達同盟を組んでいた。いや、一応まだ解散はしていないので現在進行形だ。(組んでいた ⇨ 組んでいる)男女比は半々くらいで、正直どういった経緯で集まっ…

【渦森今日子は宇宙に期待しない。】

女の子にしか書けない小説。 最果タヒさんの小説《渦森今日子は宇宙に期待しない。》を読み終わった瞬間に、反射的にそう思った。最近流行り?の大きすぎるパフェを一人で食べきったような読後感。それから、自分でもびっくりするくらい誰にも感情移入できな…

静かな時間を愛するすべての人へ。

静かな時間を愛するすべての人へ。 Q.「静かである」というのは、あなたにとってどのような状況の時に得られる感覚ですか? ・一切の無音空間にいる時?、 ・心地よい音だけが聞こえる場所にいる時?、 ・静かな人と過ごしている時?、 ・薄闇の中ひとりで眠…

成就しなかった初恋は呪い。

僕の初恋は16歳。 高校一年生の時。 今ままでの人生で、僕が「恋をした」と言えるのはこの一度きりだ。 それから【告白】という神風特攻をしたのもこの時、あの一度だけ。 相手は同学校の先輩。 2つ年上のバトントワリング部の女性。 ベタな比喩だけど花…

5年前。

“神様”と呼ばれた竜が北の空で、死んだ。人々の欲望、希望。食べきれなくなって、背負いきれなくなった。その竜は、透き通るほど白く、美しい。死んでも尚、美しい。心臓が止まって、少しずつ灰になる。雪が降り積もって、溶けてゆく。内蔵と骨は、広く浅く…

神の手は優しくって残酷。

僕は2ヶ月ほど前から2週間に一度、近所の皮膚科に通っている。左足の裏にイボができて、それを切除するためだ。別にイボそのものは痛くないのだが、これを切除するための治療には相当な痛みを伴う。 治療の内容はこうだ。 液体窒素(ターミネーター2で敵…

すべて春の所為だから。

僕はおばあちゃん子です。おばあちゃんと(父と母と弟と)一緒に暮らしています。だから核家族ではありません。ということは今回のテーマとは一切関係のない報告です。 今日、おばあちゃんがフキノトウを買ってきました。それを天麩羅にして食べました。僕は…

栄養価の高い関係性

人前では泣かないと決めつけていた君が、泣きそうな顔で星を見ている。空はもう明るんでいて、梟はさっき捕り逃がした獲物の夢を観ている。コンクリートの地面に繁殖したこの森は、君が秘かに流した涙だけを頼りに生きながらえていて。それは一見((冷たか…